自宅でポップコーンを作ると、必ずと言っていいほど不発豆(はじけ残り)が出ます。もったいないと思いながらも、結局そのまま捨ててしまっている方は多いのではないでしょうか。
今回は、視聴者の方からいただいた「不発豆を集めてポップコーンを作ってみてほしい」というコメントをきっかけに、不発豆は本当に再利用できるのか、そしてでき上がったポップコーンは美味しいのかを実際に検証しました。
実際に検証している様子は、こちらの動画でも紹介しています。
不発豆を集めてポップコーンを作る条件

使った材料と作り方は、これまでの検証記事と共通です。
- バター風味のココナッツオイル 30g
- バターソルトフレーバー 小さじ3分の1
- 不発豆 58g

いつもの検証では新しいポップコーン豆50gを基準にしていますが、今回は集めた不発豆をそのまま計量したところ58gでした。不発豆の量は毎回の出来によってばらつくため、この58gという数字自体に厳密な意味はありません。
作り方は、まず弱火で3分間、フライパンを傾けて油だまりを作りながら温めます。3分経ったらフタをして最大火力にし、本格的に弾けさせます。

弾ける音が落ち着いたら、火を消しました。余熱で弾ける豆がないか念のため少し様子を見てから、フタを開けました。
不発豆で作ったポップコーンのでき栄え

フタを開けると、いつものポップコーンとの違いは一目瞭然でした。弾け切っていない豆がほとんどで、その多くが小粒です。豆の芯が残ったまま、かろうじて弾けているような粒が目立ちました。
いつも作っている良いでき栄えの粒と並べて比べてみると、粒の大きさも焦げ具合もまるで違います。実際に作っている最中も、最大火力にしてから弾け出すまでにいつもより時間がかかりました。正確な原因は分かりませんが、不発豆ゆえのタイムラグだったのではないかと考えています。
実際に食べてみた結果
見た目はイマイチでしたが、味は意外と悪くありませんでした。いつもと同じオイルとフレーバーを使っているだけあって、調味料はしっかり行き渡っており、普段通りの美味しさが感じられます。
食感にも意外な発見がありました。豆の芯が残っている粒が多かったため硬いのではと予想していましたが、実際は柔らかく、食べるのに苦労するほどではありませんでした。焦げているように見える粒についても、焦げの味はほとんど感じませんでした。
一方で、食べ応えの面では物足りなさが残ります。粒が普段より明らかに小粒なので、食べているときの満足感は下がると感じました。今まで捨てていた不発豆で、それなりに美味しいポップコーンができたこと自体は収穫だったといえます。
結論:不発豆を集めてのポップコーン作りはおすすめしない
味や食感は予想より悪くなかったものの、結論としては不発豆を集めてポップコーンを作ることはおすすめしません。
理由はシンプルで、不発豆を集める作業自体が手間だからです。1食分を作ろうと思うと、ちまちまと不発豆を貯めておく必要があり、そこまでの手間をかけて得られる満足感を考えると割に合いません。同じ手間をかけるなら、新しい豆でいつも通りに作ったほうが、味も食べ応えも確実に上です。
「使えるかもしれないものを捨てるのはもったいない」という考え方があるのも理解できます。それでも、今回の検証を踏まえた個人的な結論として、今後は不発豆をわざわざ集めて作り直すことはしないつもりです。最近は使っている豆自体が不発豆の出にくいものに変わってきたこともあり、そもそも捨てる量自体が以前より減ってきています。
まとめ
不発豆を集めて作ったポップコーンは、見た目こそ小粒でイマイチでしたが、味は意外と美味しく、食感も柔らかいという発見がありました。ただし、集める手間と得られる満足感を天秤にかけると、積極的にはおすすめできないというのが正直な結論です。
実際に不発豆を集めてポップコーンを作っている様子は、YouTubeチャンネル「ポップコーン研究所(素人)」のこちらの動画でも確認できます。
