映画館で食べる塩バターポップコーンの味を、自宅でも再現したいと思ったことはないでしょうか。あの独特な塩気とバターの香りは、市販のポップコーンではなかなか出せません。
このレシピは、ポップコーンを100回以上作って検証してきた中でたどり着いた、現時点での完成版です。材料選びさえ押さえれば、作り方自体はそれほど難しくありません。この記事では、材料の選び方から実際の作り方まで、順番に解説します。
実際に作っている様子は、こちらの動画でも紹介しています。
映画館の塩バターポップコーンに必要な4つの材料

映画館の味を再現するうえで欠かせない材料は、次の4つです。
- ポップコーン豆
- オイル(バター風味のココナッツオイル)
- フレーバー(バターソルトフレーバー)
- バターオイル
これらは、必ずしも代用できないわけではありません。ただ、味の再現度を優先するなら、以下のポイントを押さえておくと失敗が少なくなります。
ポップコーン豆はアメリカ産であればOK
豆自体はアメリカ産であれば、基本的にどれを選んでも大きく失敗することはありません。アメリカ産の豆は粒が大きく弾け、食べ応えのあるポップコーンに仕上がります。
なかでもおすすめなのは、ハニー ボトルインポップコーン豆です。ボトル容器に入っているため保存・保管がしやすく、場所は多少取るものの置き場所には困りません。
オイルはバター風味のココナッツオイルが決め手
サラダ油やごま油、オリーブオイルなど一通り試した中で、もっとも映画館の味に近づいたのがバター風味のココナッツオイルです。映画館のポップコーンも同じ油を使っているのではと思うほど、味の傾向が近いと感じます。
iHerbで扱っているAmish Country Popcornのバター風味ココナッツオイルを購入しています。
バターソルトフレーバーは再現度への貢献度が一番大きい
バターソルトフレーバーは、4つの材料の中でもっとも味の再現度に影響していました。ポップコーン専用に作られた調味料で、楽天市場のポップコーン材料専門店「FESCO」で購入しました。
ただし塩気がかなり強いため、分量には注意が必要です。塩味が好きな自分でも、小さじ1杯も入れると辛すぎて食べづらいと感じるほどしょっぱくなりました。目安は小さじ3分の1程度に留めてください。
バター風味のココナッツオイルとバターソルトフレーバーは、どちらか一方ではなく両方組み合わせることで、はじめて映画館の味に近づきます。片方だけで済ませないことが、再現度を上げるポイントです。
仕上げのバターオイルで塩バター味に
ここまでの3つの材料で「塩ポップコーン」としては十分ですが、塩バターポップコーンに仕上げるには、最後にバターオイルが必要です。
有塩バターを溶かして代用する方法や、通販でバターオイルそのものを購入する方法も試しました。その中で、もっとも映画館のバターオイルに近いと感じているのがJオイルミルズのバターフレーバーオイルです。
映画館風塩バターポップコーンの作り方
材料が揃ったら、実際に作っていきます。
フライパンは大きめのものを用意する

フライパン自体に特にこだわりは必要ありませんが、小さすぎるフライパンは避けてください。ポップコーンが弾けるスペースが足りないと、下に溜まった豆が焦げやすくなります。目安として26cm程度の大きさがあると安心です。
材料を入れる(分量の目安)

フライパンに次の順番で材料を入れます。
- バター風味のココナッツオイル 30g
- バターソルトフレーバー 小さじ3分の1
- ポップコーン豆 50g
ココナッツオイルは夏場以外は固まっていることが多く、正確に計量しづらい材料です。あくまで目安として考えてください。豆の量は50gがもっともでき栄えがよく、不発豆も少なめです。目安として1〜2人分になる量でもあります。
弱火でじっくり3分温める
材料を入れたら、まず弱火で3分温めます。このときフライパンを少し傾けて浮かせ、油だまりを作るのがポイントです。豆全体に熱が伝わり、この後の工程で綺麗に弾けやすくなります。
フタをして強火で一気に弾けさせる

3分経ったらフタをして、火力を最大にします。豆が弾け始めたら、焦げないようにフライパンを適度に振りながら加熱を続けてください。フライパンを少し浮かせて火から遠ざけると、より焦げにくくなります。
弾ける勢いが落ち着いてきたら火を止めますが、余熱でまだ弾ける豆が残っているので、しばらくフライパンを振りながら様子を見てからフタを開けてください。
バターオイルをかけて完成

完成したポップコーンをボウルに移し、バターオイルを大さじ2杯かけます。全体に行き渡るように混ぜたら完成です。
美味しく作るための注意点
- バターソルトフレーバーは少なめから調整する。初めて作るときは小さじ3分の1よりさらに少なめにして、味を見ながら足すのが安心
- 弱火で3分間温めてから最大火力にする。この順番を守ることで豆全体に熱が伝わり、綺麗に弾けやすくなる
- フライパンは振るだけでなく、火から少し離すことでも焦げを防げる
まとめ

映画館の塩バターポップコーンの再現には、ポップコーン豆・バター風味のココナッツオイル・バターソルトフレーバー・バターオイルという4つの材料が欠かせません。手順自体は、弱火でじっくり温める→強火で弾けさせる→バターオイルで仕上げる、というシンプルな流れです。
材料さえ揃えば、特別な技術がなくても再現できるレシピなので、映画館の味が好きな方はぜひ試してみてください。
手順の細かい動きは、YouTubeチャンネル「ポップコーン研究所(素人)」のこちらの動画で確認できます。あわせてご覧ください。

